石場建てワークショップ募集

「石場建てのワークショップ」の募集をスタートいたしました。

2022年 5/11、5/12、5/13に開催

 「石場建て」とは、歴史建造物や古民家などでよく見られる、地面に据えた石の上に柱を据える基礎工法です。 地震が多く、湿度の高い日本の風土でも永続的に耐え得る工法で、1300年の歴史を持つ法隆寺も石場建てで建てられ現存しています。

 藪に覆われ鬱蒼としていた目の前の里山を整備しながら6年、暮らしを営んできた私たちは、山から湧き出る水源の周辺をこの2年は集中的に調えてきました。大地に水が浸透し、風が通るようになり、目に見える植物の表情も生き生きと変化してきた中で、こうした環境をさらに育む一環としても、納屋の改修にはぜひ「石場建て」の基礎を取り入れたいと考えました。

 人の暮らしがさらに豊かな環境を育む在り方を追求したい。その想いを実現したく、クラウドファンディングにも挑戦し準備を進めてきた『水の杜プロジェクト』ですが、いよいよ、5月より納屋の竣工および石場建ての施工が始まります。

 石場建ての施工には、全国で活躍する今西友起さんを講師にお呼びして3日間のワークショップ形式で進めます。ワークショップにこだわるのは、大地の呼吸を感じながら、一人一人の感性と知性に作業体験を心身に記憶させること、また複数の人数で共に作業を進めていく「結」が、自然と調和した人々の暮らし作りに欠かせない、大切なプロセスであると考えているからです。また、石場建てに対する見地とその技術を皆さまと共有することで、さらにこの工法を取り入れる方が増え、人のためのものであると同時に周辺環境の命を育む機能性を持つ家屋が、これからの時代において少しでも増えることを願っています。

9:00集合 時折り休憩を挟みながら作業

12:00〜13:00お昼休憩(地域食材を使ったオーガニック弁当1,000〜1,500円ほど。5/11は「わたね」5/12は「葦月」5/13は「月noco」のお弁当です。)

13:00 時折り休憩を挟みながら作業

15:30片付け、解散

◆定員 大人10名ほど

◆参加費 5,000円

◆お弁当代は別途 要申し込み

◆場所:かごめらぼ 栃木県芳賀郡茂木町町田737-2

◆持ち物&服装 長袖長ズボン、長靴あるいは地下足袋、帽子、手袋、手拭いは必ずご準備下さい。 石頭(ハンマー)、移植ゴテは出来るだけご用意下さい。 もし手元にありましたら、 手箕、バケツ、剪定鋏、ノコギリ、ツルハシ、ケンスコ、ミツグワもお願いします。

◆申込先 kagomelabo@gmail.com (五月女大介、尚子)

【石場建て講師:今西友起】

1981年、三重県伊賀市生まれ。学生時代は陸上に打ち込んだ後、服飾の仕事を志望するも、土木の世界へ入る。現代土木に携わる仕事をしながら、庭師の高田宏臣氏に出会い、土中環境に対する捉え方を学び、独立した後、水や空気の循環、菌糸や微生物の働きを重視した環境改善の活動で全国各地を飛び回っている。併せて、石場建て工法による建築の普及にも努めている。

ライフジャーナル・マガジン「雛形」参照 https://www.hinagata-mag.com/think/4601