水の杜づくり

私たちは2020年より『大地と繋がる – 水の杜づくり – 』と題して、ぬかるみの酷い駐車場の改善や、敷地内から湧き出す水の道筋を整え、大地が健全な呼吸をしている状態へ回復させるための施工をワークショップ形式で行って来ました。

かつてこの集落で飲まれていた水を再び使えるようにし、生活の循環の輪へ取り込むこと、そして木々が元気に育ち、水の涵養力の高い山を維持していくことが目標です。

たくさんの命が連鎖し、自然な状態で育まれていく場所を「杜」と呼び、そのような空間は古くから祠や社が祀られ、生活の中で必要不可欠な領域として、代々、崇め親しみ、大切に受け継がれてきたからです。